50年代のハムバッカー、PAFの伝説と迷信をすべて排除し、オリジナルの仕様、素材、工法を再点検しました。
全てのPAFはコイルの巻き初めをボビン下部にある「スクウェア ウインド」よりワイアーを貫通してセットされています。この復刻により反応が早くハイミッドが豊富です。
GOLDEN-ERAハムバッカーに訓練された耳を持つギタリストから絶賛された古いベルデンのビニール線をプラス。信号ロスを大幅に軽減しました。
執拗な分析、解析の結果、静電荷を重視したブチレート製ボビンと低炭素スラッグを採用。メローなトーンを得る為には欠かせません。
コイルはプレーンエナメル、ただし1feetあたり8.4Ω、被覆がOD0026の中低域にカラーを持つものにして「力のある」タイプのPAFをシミュレートしています。
当然想像などでは無く私の所有するPAFの内でももっともアウトプットレベルの大きいものを現物参照しながら仕様決定しています。
アウトプットケーブルは硬度の高い芯線のUSA製で明瞭なトーンを出力可能にしています。